アニマルコミュニケーションで、飼い主さんからご依頼いただく際に

「前に飼っていた犬の生まれ変わりだと思うんです」
「以前、家によくきていた猫が、この子に生まれ変わってやってきてくれたと感じるの」

といったお話を、しばしばいただきます。

アニマルコミュニケーションを
お仕事として正式にさせていただくようになって、
もう4年以上、延べ400件以上のお話をしていますが、

「たしかにその子の生まれ変わりです」
ということは…

まずありません。

思い返しても、「1件あった」くらいです。
(それもかなり特殊な事情だったと記憶しております)

飼い主様の期待を砕こうと思っているわけではないのです。

かくいう私も、
今の愛犬は、以前亡くした愛馬の生まれ変わりじゃないかと思っていて
初めてアニマルコミュニケーションをしてもらった際に
「そうじゃないかと思うんです」
と話し、
師匠であるローレンにコミュニケーションで確認してもらった経験があるので、お気持ちはとっても理解できるのです。

我が家の場合は、
愛犬は「犬」なのに、
どう見ても「馬っぽい」仕草やリアクションを見せることが多くあり、
子犬から若犬へと成長していく愛犬の様子を見るたびに、
愛犬が生まれる2年ほど前に、
若くして突然天国に旅立った私の愛馬が
「犬になって戻ってきてくれたのではないか」と
小さな期待というか、
希望というか、
そんなものを胸に抱くようになったのです。

馬の仕草や行動自体を知らなければ
「もしかして生まれ変わり?」とは感じなかったのかもしれませんが、
知ってしまっている以上、
そう考えるのが自分の中で自然な流れでした。

でも、アニマルコミュニケーションで、
ローレンを通してもらった答えは…

『NO』

ただ、そのあとに聞いた話で、私はとても納得して、安心したのです。

愛犬は、
「前世でぼくは馬だった」と話してくれたのでした。

馬っぽい仕草の謎が、一発で解けました。
愛犬が愛馬の生まれ変わり、と考えるよりも
もっともっとストンと腑に落ちる答えだったのです。

こんな経験があるので、
アニマルコミュニケーションで質問に悩む飼い主様には
聞きたい内容や知りたいことによってではありますが
「前世でどんな生活をしていたのか、聞いてみましょうか?」
ご提案することがあります。

動物さんに前世のことを聞いて、飼い主様にお伝えすると

「ああ、なるほど」
「だからかー、実はこんなことするんですよー」

といった反応をよくいただきます。

私としては意外な答えが返ってきて、
へ〜、そんなこともあるんだなぁ…と感じることでも
飼い主様は膝をたたかんばかりに
「そうそうそう!」と腑に落ちていらっしゃる様子だったり。

やっぱり、よくわかっていらっしゃるんですね。

誰かの生まれ変わりでなくても、残念に思わないでください。

大好きだったあの子は、
どこかで見守っていてくれているから。

そして今目の前にいる大切な子は
間違いなく、
あなたをを選んでやってきたはずなのですから。

在りし日の、愛馬マーサと。