こちらのページは随時更新します(5/15最終更新)

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  • いま飼い主さんにできること
  • まず何よりも!ペットは悪くないのです
  • ネコ→ネコ感染が日本などの研究で確認される(5/15更新)最新情報
  • アメリカで初・ペットの猫2匹で感染確認(4/23更新)
  • 猫とフェレットでは感染が起こりやすい可能性(4/11更新)
  • ニューヨーク ブロンクス動物園での猫科動物の「発症」(4/6時点)
  • 新型コロナウイルスに感染した人が飼っているペットを預かるなら
  • #stayAnicom プロジェクト(4/11更新)

いま飼い主さんにできること(4/11更新)

ペットさんをめぐる新型コロナウイルス(COVID-19)に関しての情報は、まだまだ不確かな状況です。
こちらのページは随時更新しますが、現状「わからない」からこそ、できるだけの対策が必要です。

  • ペットに自分を舐めさせたりしない
  • 糞便は通常通り衛生的に処理し、その後手洗いをしっかりする
  • ペットも飼い主も人混みを避ける
  • 家族以外の人間との接触を避ける
  • よそのペットとの接触を、飼い主もペットもできる限り少なくする
  • 犬や猫が多く集まる場所を避ける、そうした場所にペットを連れて出かけない

こうしたことが有効になると思われます。

→ アメリカのCDC(疾病対策センター)が推奨している、新型コロナウイルスに関連したペットとの関わり方を、この下の「アメリカで初・ペットの猫2匹で感染確認(4/23更新)」に記載しました。そちらもご確認ください。

もし私たち飼い主が感染した場合、日々のペットの世話などのことを考えるとお互いかなりのストレスや困難が予想されます。
根拠のない情報に惑わされず、まず飼い主さん自身がウイルスに感染しないように注意して行動しましょう。

まず何よりも!ペットは悪くないのです

これまでに犬や猫、猫科動物で報告された例は、すべて「人が陽性で、動物を調べたら動物もそうだった」というものです。

これは動物が感染源になったのではなく、逆の人が原因で感染したと言えるもの。

ですから「ペットが悪い」ということは一切ないということを、まず心に留めてください。

ネコ→ネコ感染が日本などの研究で確認される

東京大学の河岡義裕教授や
アメリカのウィスコンシン大学などの合同研究チームで
新型コロナウイルスが「ネコ-ネコ感染(ネコからネコに感染)」することが
科学的に確認されました。

これまでも
ヒト→ネコに感染するようだということは
(このページの下記の記事なども含め)言われてきましたが、
ネコ同士でも感染するということがはっきりしましたので
外飼いのネコさんの飼い主さんは十分ご注意ください。

特に外飼い(1匹でも)&多頭飼いだと、ネコさん自身がウイルスを持ち込み、他のネコさんに感染を拡大させる可能性があります。

人間が家庭内に新型コロナウイルスを持ち込むことで、室内飼いのネコさんでも、ヒトからネコへ感染させてしまう可能性もあります。

現在のところ、「ネコから人間」に感染したという事実は確認されていません。

このすぐ下の記事にありますが、
アメリカCDCが推奨している「ペットとの濃厚接触を避ける」飼育方法を意識しながら、普段より注意して行動することが飼い主さんにも必要なようです。

The New England Journal of Medicineの記事ページはこちら(FREE:英語のみ)

(2020.5.15現在、日本臨床獣医学フォーラムにはこの件の記載が見当たりませんので、原著そのままの英語サイトをリンクしています)

アメリカで初・ペットの猫2匹で感染確認(4/23更新)

アメリカの疾病対策センター(CDC)によると、
ニューヨーク州の別々のエリアに住んでいて、ペットとして飼われている猫2匹が、新型コロナウイルス感染省(COVID-19)の陽性反応を示し、症状が出ていると発表しました。

どちらの猫も軽い呼吸器疾患の症状が出ているそうですが、回復に向かっているということです。

これまでのケースでは、家庭内に陽性の人間がいて、その人と濃厚接触していることが確認されており、そこから罹患したと考えられてきましたが、今回のこのニューヨークのケースでは、家族の誰も陽性の人間がいないということがわかっているそうです。

このため、今回の猫が発症したのは、無症状または軽症(でその時点では陽性か陰性かの確認をしていなかった)人間と接触したか、外部で陽性の人間と接触してきた可能性が指摘されています。

またCDCではこの状況からも現状では「ペットが人間にウイルスをうつしたり、ウイルスを拡散したりするとは考えられない」と書いており、新型コロナウイルスを理由に『ペットの福祉が損なわれるようなことがあってはならない』と警鐘を鳴らしています。

CDCが推奨する(現状での)ペットとの関わり方

  • ペットを同居家族以外の人に触らせたり、ほかの動物と触れ合わせたりしないこと
  • 猫をほかの動物や人と触れ合わせないために、可能であれば室内だけで飼育するようにしてください
  • 犬の散歩では必ずリードやリーシュにつなぎ、人や動物とは少なくとも2mの間隔をあけるようにしてください
  • 多くの人や犬が集まる公園や、ドッグラン、ドッグパークなどは避けてください
  • もしあなた(飼い主や同居家族)に新型コロナのような症状が疑われる場合は、人はもちろん、ペットとも距離を取り、接触をできるだけしないようにしてください
  • 自分に症状が疑われる場合は、可能であればほかの家族にペットの世話をしてもらうようにしてください
  • なでたり、添い寝をしたり、舐められたりキスをしたり、食べ物や寝床を共有するなど、ペットとの濃厚な接触は避けてください
  • あなたが病気の状態でペットの世話をする必要がある場合は、世話をする前にマスクを身につけて手を洗い、世話が終わった後にもしっかりと手を洗うようにしてください

CDCのこの記事のページはこちら(英語のみ)

猫とフェレットでは感染が起こりやすい可能性(4/11更新)

Science誌に掲載された最新の論文(4/8掲載)によると、
猫とフェレットでCOVID-19の感染が起こりやすい可能性が指摘されています。

特に猫に関しては飛沫感染することが確認されたとのこと。

犬、豚、アヒル、ニワトリでは、ウイルスの複製が完全でない(=本来のウイルスの形で再生されない)のではないかということ。

が書かれていました。

ここから言えるのは、猫同士が触れ合っただけで、またはウイルスの付着したものに体や顔をこするなどすることで猫が感染する可能性があるということです。

そして、場合によっては人間にもうつす(もちろん人間からもうつる)可能性があるということです。

もちろん、猫に限ったことではなく、犬でも可能性が完全に否定されたわけではありませんので人が多い場所、ほかの犬や猫が多い場所(ドッグランなど含む)には連れていかないことが現状では最善かと思います。

原著はこちら(Fullで購読可能)

ニューヨーク ブロンクス動物園での猫科動物の「発症」(4/6時点)

ブロンクス動物園では、COVID-19に感染していた飼育員からウイルス感染したと思われる4歳のメスのマレートラや、そのほかライオンに、実際に咳や鼻水などの「症状が出た」と考えられると報告されています。

これまで報告されていた香港の犬の例などでは、犬自体に症状は見られず、PCR検査でウイルスが確認されただけということでしたので、
このトラの「発症」がウイルスによるものだとすると少しフェーズが変わってくる可能性があります。

猫科特有なのかどうか、今後の推移を見守る必要がありますが、飼い猫さんはできるだけ室内で飼育することが望ましいと言えそうです。

この情報が掲載されたCNNニュースはこちら

新型コロナウイルスに感染した人が飼っているペットを預かるなら

東京都獣医師会から

「新型コロナウイルスに感染した人が飼っているペットを預かるために知っておきたいこと ver.1」がPDFで出されています。

シャンプーをすることなど、
預かるあなたの安全のために必要なことが記載されているので、もし預かる可能性がある場合は参考にしてください。

PDFはこちらから

#stayAnicom プロジェクト(4/11更新)

アニコム ホールディングス株式会社では
コロナ感染者のペットを無償で預かるプロジェクトが立ち上げたそうです。

それが「#stayAnicom」プロジェクト。

プレスリリース(詳細)はこちらから

まずは東京近郊エリアからスタートするというこの試み、
アニコムが保有する施設の一部を開放して、飼い主さんが隔離や入院をするあいだはペットさんを無償で預かってくれ、さらにアニコムの獣医師を中心とした社員有志がペットの世話を行ってくれるそうです。

なんと素晴らしい社会貢献でしょう!

こちらに関しては電話での問い合わせは受け付けておらず、申し込みフォームからの連絡ということ。
またFacebookページなどでも情報を発信されています。

プロジェクトの申し込みフォームはこちら