よくいただくご依頼の中に、
「何が食べたいか聞いて欲しい」
「どんな食べものが好きなのか知りたい」
というものがあります。
※こちらのお話は飼い主様からのご了承をいただいて掲載しています。
普段の生活でも、
大事なペットさんが「好きなもの」を知っておきたいと思うのは
飼い主さんの親心。
でも、体調の悪いペットさんの場合だと、その思いも切実です。
先日のアニマルコミュニケーションでのこと。
最近「食べる」ということに
以前ほどは興味を示さなくなったシニアのワンちゃん。
飼い主さんは
「食べたいと思っている気力は感じるのですが、食べてくれなくて…」
とおっしゃって、
『何が食べたいかを聞いてみる』事になりました。
こういう場合に動物さんのお答えでよくあるのは、
「食べたい素材」を教えてくれること。
例えば
「ささみ」
「かぼちゃ」
「チーズ」
というような具合でお知らせしてくれます。
または、素材の状態を教えてくれることも。
「かぼちゃをペーストにしてほしい」
「そのまま、なまで食べたい」
「蒸してくれたら美味しい」
などなど。
今回のAちゃんも、最初は食べたい素材を教えてくれたのですが…。
だんだん食べることに関してヒートアップ…。
最終的に熱弁をふるってくれたのは、
実はその出し方!
『配膳方法』『給餌方法』だったのです。
- ごはんを混ぜ混ぜしないでほしいこと
- 素材の違うのものは、別々に出してほしい
- 例えば、ドッグフードなども「素材を混ぜて」しまっている。そこはちょっと不満、仕方ないけれど
- 懐石料理みたいに小さいお皿をいくつも出してってことじゃない
- 同じ1つのお皿の中に、肉ゾーン、かぼちゃゾーン、おからゾーン、カリカリフードゾーン、のように分けてほしい
- 隣同士がくっついていても、味がしみていても、汁に浸かっていてもそれは構わない
- ゾーン分けされていたら、その中から食べたいものを自分で選んで食べる
などなどのお話がじゃんじゃん出てきました^^
飼い主さんにご報告すると、
「私の配膳方法が悪かったのね〜」と
笑いながら
「わかりました!」と力強いお言葉。
私も妙に腑に落ちるお話でした。
例えば私たちでも、
ハンバーグと白いごはん、一緒にしたら食べない!とか、
ごはんにソースがちょっとついてもイヤ!とかありますもんね〜。
などと飼い主さんともお話しました。
後日、
「あのあとその通りにしてみたら、まず野菜だけ食べてくれました」
「そして次の食事では野菜とフードの部分をたべてくれたんです!」
「ずっと食事できなかったのに!すごいです!」
とご報告いただきました(感涙)
おうちのペットさんのお食事がすすまない場合、
もしかしたら盛り付け方や配膳方法次第で解決することがあるかも!
と思わせてくれるお話でした。
もちろん「ちゃんと混ぜてね」というペットさんも多いので、
おうちペットさんの様子をよく見てあげてくださいね♪
Aちゃん、貴重なお話を教えてくれてありがとう♡
大好きなものを食べさせてあげたい。
そんな飼い主さんの気持ちに応えてくれた
素敵なペットさんとのコミュニケーションでした。
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